この世に、真実、無意味なものなど存在はしない

無意味と感じる時点で、それは意味を成しているから

意味のある、なしは

そのひとの今までの経験や人生に対する影響の重みである

意味があるものこそ、人生への影響は深く刻まれ

逆に、無意味と思えるものは、与える影響が軽いというだけなのだ





いずれ人間は液体に回帰する

(生命体の根源は原子の広がりだった)

固体であることは、不合理だ

(エネルギーの非効率だ)

だから人間は、眠るのかも知れない

(肉体のエネルギー消費を補うために)

進化の最終地点は死だ

(生と死のリフレインだ)

誕生と消滅を繰り返す

(不変で普遍、輪のように回り続けて)

死は意識の拡散だ

(意識というまとまりを失う)

生は意識の固定だ

(分離し境界を意識しはじめる)

人間はそれを追及したが

何が得られただろう

意味はあるのか

その先には

歴史は

いつも

結末があり

意味は人が作る

存在理由を求める故

それは人間の幻想なのに



それを人は認めないまま

不合理の道を

合理だと信じ

固体を維持し

液体を拒んで

そうとは気付かないまま

非効率な行為に耽るのか

合理化を求めるのなら

固定観念を捨て去って

液体であるべきである

気体に還元して

原子の鎖を放ち

自由な滞留へと

戻すべきなのに

どうして人間は

複雑であろうとして

自分と他人を分けて

エネルギーを消費し

不合理をかたくなに

貫いていくのだろう

その存在こそ不合理

その理由こそ不明確

それに意味はあるのか

そこに価値はあるのか

エネルギーはどこに

還元されていくのか

だから人間は分からない

こうしていつも心や思考を

その配列を乱していく

ばらばらが美しい

変則的数列を好んで

なのに求めるのは

気が付いたらいつも

均一になっている

だからわからない

そしてこの瞬間も

固体であることを

追い求めて止まず

そこまでして

固執する理由とは

信じて止まないものは

一体何だというのだろうか








SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送